イバラギンが言ってた温羅について調べてみた
どうも、蒼崎です。
24日にオニランドイベントが始まりましたね。次回予告の鬼二人がかわいいです。
そのイベントでイバラギンが温羅(うら)っていう鬼について話してました。オニランドを造った鬼王朱裸の正体は温羅なんじゃないか?って感じで。
まぁ本人が温羅じゃないって否定していましたけどね。イバラギンも温羅じゃないと思うって言ってましたし。子分をいっぱい作らないと思うとも言ってたけどどんな鬼なんでしょうか。気になったので調べてみました。
ちなみに酒吞童子も温羅のことを知っているようで、FGOマテリアルⅣでは大嶽丸、悪路王と共に
「そういや、姿を見ぃひんね。うちらみたいなんは反英雄いうんやったっけ、そら召喚し難いんやろなぁ。ああ、ちゃうちゃう。喚ばん方がええよ」
と言ってました。あの酒吞が召喚しない方がいいっていうことはこの3人は確実にヤバい奴ですよね。怖いなぁ…。
温羅とはどんな鬼か
温羅は岡山県南部に伝わる鬼で吉備津彦命(きびつひこのみこと)と戦って退治された鬼です。大酒のみ、空を飛べて、怪力を持った大男だと言われています。
家族には阿曽媛(あそひめ)という妻と王丹(おに)という弟がいます。余談ですが愛媛以外に媛の字が使われているの初めて見ました。
温羅と吉備津彦命の戦い
温羅が鬼の城を拠点にして製鉄技術を伝え、吉備の地域一帯を支配したことで吉備津彦命が派遣されました。
吉備津彦命は温羅に向かって矢を射ますがこれは避けられます。そこで吉備津彦命は2本同時に矢を撃つことで温羅の左目を射抜きました。
左目を射抜かれた温羅は雉に化けて逃げようとしますが吉備津彦命は鷹に化けて温羅を追います。次に温羅は鯉に化けて逃げましたが吉備津彦命は鵜に化けて追います。
そうした変身合戦の末、吉備津彦命は温羅を捕らえ、首を落として討ちました。
戦いのその後
温羅の首は落とされた後でもときどき目を開けて唸り声を上げました。肉を犬に食われて骨だけになっても唸り声は止まず、地中深くに埋めても13年間声が鳴り響きました。すごい。
そんな中、ある日温羅が吉備津彦命の夢の中に現れて阿曽媛に釜殿の神饌を炊かせるように言い、言われたとおりに神事を行うと唸り声が止みました。
その後温羅は人の吉凶を占う存在になりました。
温羅についてのまとめ
この温羅と吉備津彦命の戦いは桃太郎の元ネタになりました。犬、猿、雉も元は吉備津彦命の部下の人間です。
さて、一通り調べてみましたが確かにイバラギンの言う通り子分をたくさん作る、というタイプではなさそうですね。家族はいましたけど。
あとオニランドっていうか人が楽しみそうな場所を作ることもしなさそうです。まぁ鬼ですからね。家族のためならばこう言うこともしそうな気がしますが。
それにしても13年唸り続けるってのもすごいですね。しかも地中に埋めても聞こえるっていうね。
サーヴァントになったら、って考えたら変化スキルは持っていそう。雉、鯉と元の姿から離れた存在に変身できることからランクも高そう。AかBってところでしょうか。
13年唸り続けたことと、製鉄技術を伝えたってこともスキルか宝具になりそう。あとクラスはやっぱりバーサーカーでしょうか。
オニランドでは結局温羅は来なさそうなんで、Fateに出てくるのはまだまだ時間がかかりそうですね。
実装されるなら性別は男性か女性か…。ストレートに大男がいいなぁ。